7月12日の日記

2004年7月12日
君と共に風をうけて
何処までも儚い夢を見る

7月11日の日記

2004年7月11日
手を伸ばせば届きそうな

悲しき空の色

7月10日の日記

2004年7月10日
もうやばい。
死にたい、死にたい、死にたい。

ごめんね河合。
もう「死にたい」なんて言わないって決めたのに
やっぱり「死にたい」と言わないと気が済まない。

死にたい、死にたい、死にたい。
この世界から消えてしまいたい。

死にたい、死にたい、死ニタイ。
アナタ達の中から消えてしまいたい。

死にたい、死ニタイ、死ニタイ。
全てを忘れて、全てに忘れられてしまいたい。

死ニタイ、死ニタイ、死ニタイ。



もう全てが無理なんです。

7月10日の日記

2004年7月10日
誰か私を殺してくれませんか?

ちょっと疲れすぎました。

もう
言う事も
聞く事も
見る事も
泣く事も
笑う事も

全てが疲れてしまったんです。

私が死んでも、世界の流れには
何の支障もなく、何の不利もなく、何の意味もない。

なら誰か私を殺してください。

私が死んでも
家族とほんの少しの友達が
悲しんでくれるだけなのだから。

遺書にはこう残しましょう。

「悲しませて御免なさい。だけど楽しい人生でした。」
と、そう偽りだけを残して・・・。

だから
誰か私を殺してさい。

生きる事には飽きました。

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

嘘か本当か
それを決めるのはアナタ次第。
 

7月9日の日記

2004年7月9日
終わりの無い物語なんて
この世に存在する訳がない。

全ては突然に始まり
終わりだけが理由を持ち
そして儚く忘れられる。

名も無き物語も
愛されている物語りも
これから創られる物語も

全ては人間の手によって生み出され
人間の中で消えて行く。

だから私達が創って行くお話も
所詮はそんな
くだらない物語。

7月5日の日記

2004年7月5日
剣を取りなさい。
弓を引きなさい。
斧を振りなさい。
槍を投げなさい。

そして銃を撃ちなさい。

全ては己の身を護る為
例え他人が紅の血を流そうとも
所詮は赤の他人なのです。

さぁ、武器を握りなさい。
そして人間を殺しなさい。

大丈夫。
他人が紅の血を流して倒れたら
ただ単に嘲れば良い。

そうしたら恐怖も憎悪も消えていきます。


さぁ、引金を引きなさい。

鳴り響く銃声は
己の歴史を刻んでいくのだから。

7月3日の日記

2004年7月3日
暗闇が、僕に話しかける。

「光はきっと、何処かにあるよ。」

と・・・。

7月2日の日記

2004年7月2日
鏡よ
鏡よ
鏡さん

世界で一番醜いのはだぁれ?

7月1日の日記

2004年7月1日
頭巾を被った可愛いお嬢さん。
今日はあなたにお婆さんの所へ行って貰います。

病気で寝込んだお婆さんに
このワインとパンを届けてあげて。

あ、だけど一つだけ注意してね。
最近此処らへんには恐い悪魔が出るから。



「そんな事ないわ。きっと大丈夫。」



お婆さんの家に着いた可愛い頭巾のお嬢さん。
其処に居るのはお婆さんの格好をした悪魔だとも知らずに。


「お婆さん、なんて大きなお目めでしょう。」
それは世界の残酷さを見るためさ。

「お婆さん、なんて大きなお鼻でしょう。」
それは甘い匂いに惑わされないためさ。

「お婆さん、なんて大きなお耳でしょう。」
それは愚かな者の悲鳴を聞くためさ。

「お婆さん、なんて大きなお手てでしょう。」
それは人間を切り裂くためさ。

「・・・・・
 お婆さん、なんて大きなお口でしょう。」




それは

お前を食べるため。





純粋だった可愛い頭巾のお嬢さんは
悪魔にたちまち食されて

頭巾は赤く染まってしまいました。

6月30日の日記

2004年6月30日
お嬢さん、お嬢さん。
あなたにこの林檎をあげましょう。
その赤い薔薇の様な唇に
とても似合う赤い林檎を。

この林檎の様に艶やかな肌と
この林檎の様に透通った瞳と
この林檎の様に甘い匂いを漂わせ
この世で一番綺麗で幸せな
お嬢さんにこの林檎をあげましょう。


だけど注意しなさいな。
それは毒が入っているかも知れない。

一口齧れば
お前は赤い血を吐き
肌は雪の様に白くなり
胸の鼓動も消えてしまう。

そんな毒林檎かも知れないよ。

食べるか食べないかはお嬢さんが決めなさい。

今迄の日常を選ぶか
欲望に満ちて生きるか
それはお前自身で決めなさい。



「お婆さん。一口その林檎を齧らせて。」



やっぱり馬鹿な子だったね。
好奇心と欲望に溺れて
永遠の眠りについてしまったよ。

・・・残念だったねお嬢さん。
此れは御伽話なんかじゃないから
白馬の王子様がきても
甘い口付けを交わしても
お前はもう目を覚ます事はないよ。

可哀想な お嬢さん

せめてこの林檎の様に
赤く甘い泡沫の夢を御覧なさい。

6月29日の日記

2004年6月29日
所詮は人間。

英雄でも
勇者でも
賢者でもなく

所詮は人間。


それでも私は
この人間の渦に飲み込まれぬよう
必死になって
自分が持つ両足で立っている。

・・・それが生きるということなのですか?

6月28日の日記

2004年6月28日
可哀想な子。
大切な子猫をマダムに取られてしまったのね。

でも安心しなさいな。
あなたはきっと旅に出る。

この年頃になると、誰でも知りたくなるものよ。
深い森に住む妖精の在り処を。
あなたはお利口さんの坊やだから
きっと辿り着けるはず。

絵本に出てくる妖精を
醜い罪人を罰する妖精を
そして恵まれぬ人を守る妖精を
きっとその瞳で見るのでしょう。

お利口さんの坊や。
妖精を見つけたら、その時マダムに言いなさい。

「マダム、お願いです・・・。
 僕の子猫を返して下さい。連れ戻して下さい・・・。」

と。

それでも子猫が戻ってこなければ
きっと妖精がマダムに赤い水を浴びさせるでしょう。

さぁ、旅立ちなさい。
お利口さんの、可哀想な坊や。

6月27日の日記

2004年6月27日
気持ちが悪い
眩暈がする
足元がふらついて
今にも倒れてしまいそうなんです。

胃が大きく悲鳴をあげ
頭が大きく痛みを訴え
肺が酸素を取り入れてくれない。

どうしてだか解りますか?

あなたが辛さを訴えるとこうなるんです。
まるで自分の事のように。

あなたの身体が悲鳴をあげれば
私の身体も悲鳴をあげ
あなたの心が涙を流せば
私の心も涙を流す。

だからあなたの辛さを
どうか私に見せないで下さい。

そのうち私が疲れて死んでしまいます。

6月27日の日記

2004年6月27日
おいでおいで
此処においで

深い森を抜け
高い山を超え
広い海を渡り
遙かな空をも通り過ぎ

さぁ、此処までおいで
おいでおいで

辿り着けたなら
お前にご褒美をくれてやろう

甘酸っぱい飴をあげようか?
永遠に動く玩具をあげようか?

それともお前を魔女にしてあげようか?


おいでおいで
此処までおいで。

人間の死体を抜け
痛みと苦しみを超え
赤い血の海を渡り
恐怖と絶望を通り過ぎ

さぁ此処までおいで

お前に絶望を見せてやろう。

6月26日の日記

2004年6月26日
私はあなた達を忘れません。

けれど

あなた達は私の事を忘れて下さい。

「良い人だった」

だけで終わってしまう人生ならば

忘れてもらった方がきっと楽。

6月25日の日記

2004年6月25日
迷い込んだ深い森
茨の道が道しるべ

木々の葉から零れる月光に
私は歩むべき道を見つけた

6月24日の日記

2004年6月24日
明日の天気は晴れです。
いや、曇りかもしれません。
または雨ですね。

雷が鳴って、風も強くなると思われます。
もしかしたら雪が降るかもしれませんよ。

台風注意報が出たら気をつけてください。


要するに、人の心は曖昧であり
自分勝手であるんです。

まるで天気みたいにネ。

6月23日の日記

2004年6月23日
無理して笑う私に

あなたは

「無理して笑わなくて良いんだよ。」

と、言ってくれた。


ねぇ、

私は今あなたに向かい

どんな表情をしていますか?

6月22日の日記

2004年6月22日
笑うのも 泣くのも 愛するのも 憎むのも
もう疲れたよ。

「もう少し頑張れ」
「まだ諦めるには早い」
「ずっとそばにいるよ」

そんな言葉に騙されて
今まで生きてきたケドさ、
結局最後に残ったのは
左手に付いた傷だけだった。

それだけだった・・・。


もう涙さえも残ってないよ。

  キズだけ。
    キズだけ。
      キズだけ。
        それだけ。

6月21日の日記

2004年6月21日
「いつか全てのものを愛せる日が来るよ。」

笑わせんじゃないわよ。

私はその“全てのもの”に
潰され
傷付けられ
殺されてんのよ?

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