6月28日の日記

2004年6月28日
可哀想な子。
大切な子猫をマダムに取られてしまったのね。

でも安心しなさいな。
あなたはきっと旅に出る。

この年頃になると、誰でも知りたくなるものよ。
深い森に住む妖精の在り処を。
あなたはお利口さんの坊やだから
きっと辿り着けるはず。

絵本に出てくる妖精を
醜い罪人を罰する妖精を
そして恵まれぬ人を守る妖精を
きっとその瞳で見るのでしょう。

お利口さんの坊や。
妖精を見つけたら、その時マダムに言いなさい。

「マダム、お願いです・・・。
 僕の子猫を返して下さい。連れ戻して下さい・・・。」

と。

それでも子猫が戻ってこなければ
きっと妖精がマダムに赤い水を浴びさせるでしょう。

さぁ、旅立ちなさい。
お利口さんの、可哀想な坊や。

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